私たち職人にも個人個人で技量の差は当然あるものです。ここでいう技量の差というのは、プロの職人としての高みの差という事です。プロの職人である以上、手掛けた商品はどこに出しても通用するクオリティであることは言うまでもないのですが、では何が違うのか。。わかりやすく言ってしまえば「スピードと正確さ」という事になります。時間をかければ誰でもができる単純な作業も多々ありますが、時間無制限に作業していたのではお仕事として成り立ちません。人よりも早く仕事ができれば職人としての技能が高いと評価されます。
▲職人の技量 (オリジナルネクタイ製作 縫製 成光ネクタイ)
ただ、早ければいいというものでもありません。早くこなしたとしても仕上げた作業のクオリティが悪ければまたやり直すこととなり、結果としてかえって時間がかかってしまったでは元も子もありません。物つくりの職人の仕事には「正確さ」が求められるので正確に作業をこなせれば技能が高いと評価されます。この二つは時としてあちらを立てればこちらが立たずといった関係になってしまうこともしばしばあるのですが、これらを兼ね備えていることが職人の技量という事になります。どの分野の職人にも同じことが言えるのではないかなと思います。
オーダーメイド オリジナルネクタイ 作成 特注 仕立て 幅詰め 縫製工場
株式会社成光ネクタイ 代表取締役 栗原弘直
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